かつてない社会現象を巻き起こした「劇場版 鬼滅の刃(きめつのやいば)無限列車編(むげんれっしゃへん)」。
この物語に原作があるということは皆さんご存知かと思いますが、実は原作と映画では異なる箇所があるのです。
今回は、原作では無限列車編が何巻何話にあたるのか、また後日談や原作と映画との違いについてご紹介したいと思います!
無限列車漫画は何話&何巻?巻数も
劇場版 無限列車編は、漫画では7巻54話〜8巻66話にあたります。
7巻53話は蝶屋敷でのカナヲたちとのやり取りを経て、駅に到着するところで終わります。
7巻54話は無限列車に乗り込む手前のところからスタート。かの有名な煉獄さんの「うまい!うまい!」も54話に収録されています。
8巻66話は鎹鴉(かすがいがらす)がお館様や柱たちに煉獄さんの訃報を知らせるところで終わっています。
映画でも訃報を受けたお館様の場面の後にエンドロールが入りますね。
そして無限列車編にはまだ続きが…。
無限列車漫画の続き&その後は何話&何巻
無限列車編の話は劇場版で終わりではなく、その後も続きます。
劇場版では死の間際に煉獄さんが自身の家族へ向けた遺言を、また炭治郎に対してヒノカミ神楽の手がかりについて話していましたね。
そして煉獄さんの言葉に従い、炭治郎が煉獄家へ赴くという後日談があります。
また無限列車編で鬼殺隊が複数人いたにも関わらず「1人しか始末できていない」と無惨が猗窩座に詰め寄るエピソードも。
それが漫画の8巻67巻〜8巻69話にあり、この部分はアニメ遊郭編の1話に収録されています。
ちなみにアニメ遊郭編の前に放送されていたアニメ無限列車編。こちらは劇場版 無限列車編の前日譚になっていて、アニメオリジナルで語られています。
無限列車の漫画とアニメ映画版の違い
基本的に鬼滅の刃のアニメや映画は原作に忠実ですが、異なる点がいくつかあります。 ここでは「無限列車編」に関する違いについてご紹介します。
・劇場版での冒頭の墓参り
お館様と妻・あまねが亡くなった鬼殺隊員の墓参りをするシーンから映画が始まりますが、原作にはありません。
・炭治郎たちが無限列車に乗った理由
「ヒノカミ神楽」のことについて煉獄さんなら知っているかもしれないと思った炭治郎。原作では話を聞くために無限列車に乗車中の煉獄さんのもとへ向かいます。
炭治郎たちが駅へ到着したところで善逸が「まだ指令来てなかったのかよ!」言っていたことから、任務ではないことがわかりますね。
しかし映画では列車内で大量の行方不明者が出ていると聞き、鴉(からす)の命令で「任務」として無限列車に乗っています。
・炭治郎が見た悪夢
魘夢(えんむ)の血鬼術により炭治郎は家族の夢を見ます。
原作では家族それぞれが炭治郎へ暴言を吐いていましたが、映画では更に父・炭十郎が器を投げつけます。
悪夢とはわかっていても、優しい父が…と衝撃的なシーンでした。
・煉獄さんと猗窩座の戦闘シーン
原作では煉獄さんが1コマで数ヶ所ダメージを受けますが、映画では1つずつ負傷しているように描かれています。
また原作では出ていない技「参ノ型気炎万象(きえんばんしょう)」を煉獄さんが繰り出します。
・煉獄さんの鎹鴉の涙
映画終盤で鎹鴉が、お館様や各柱に煉獄さんの訃報を知らせていました。
このとき印象的だったのが鎹鴉の涙。
こちらも原作にはない映画のオリジナルです。このシーンにグッときた方も多いのではないでしょうか?
まとめ
実は原作と映画の違いは、今回挙げた内容以外にもまだまだたくさん!
映像化されてより細かい演出になっていたり、反対に見れば分かるような説明などはカットされていたりします。
原作と映画を見比べてみると面白いかもしれませんね。